──事業内容をお聞かせください。

BG大游官网登录　首都圏を中心に、「運送業務」と「物流センター運営業務」を展開してBG大游官网登录す。東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬に営業所・物流センターを設置して、首都圏におけるきめ細やかな物流ネットワークを構築してBG大游官网登录す。

──BG大游官网登录マネジメントグループは合計7社で構成されているとか。

BG大游官网登录　持ち株会社として、グループ各社の管理業務をおこなっている①BG大游官网登录マネジメント（今春BG大游官网登录ロジスティクスに社名変更）がまずひとつ。その傘下に、②BG大游官网登录輸送③BG大游官网登录トラック④千葉BG大游官网登录トラック⑤京浜BG大游官网登录トラックの物流4社、さらに、物流施設（倉庫）の賃貸業務をおこなう⑥BG大游官网登录・8と、マンションおよび事務所の賃貸管理をおこなう⑦BG大游官网登录ホームの不動産２社を加えて計7社となります。

──主にどんな運送業務を請け負っているのですか。

BG大游官网登录　食品・冷凍品・雑貨などを輸送する仕事を得意としてBG大游官网登录す。主な荷主には、大手スーパー・ホームセンターやドラッグストア等があり、定期配送や毎日のルート配送を数多く請け負ってBG大游官网登录す。

──トラックの保有台数は？

BG大游官网登录　現在、432台の車両があります。主力となる10トン・4トントラックをはじめ、チルド車なども多数そろえてBG大游官网登录す。

──物流全体のアウトソーシング（3PL：サード・パーティー・ロジスティクス）を提案できるところも御社の強みだといBG大游官网登录す。

BG大游官网登录　習志野市・佐倉市（千葉県）や羽村市（東京都）など、首都圏の主要ポイントに物流センターを持っているからこその強みです。最新の管理システムを導入し、在庫データや入出庫データを荷主とリアルタイムに共有できる仕組みも築いており、安心して物流業務を任せてもらうことができます。

──BG大游官网登录特に力を入れている事業戦略は何ですか。

BG大游官网登录　一言でいえば、「働きやすい職場環境」を作ることです。BG大游官网登录運送業界では、ドライバー不足が大きな課題となってBG大游官网登录す。とにかく若いドライバーがなかなか集まらない。今いる社員の方にも居続けてもらうためにも、新しい人に来てもらうためにも、社内環境をよくして「働きやすい」「働きがいがある」と思える職場にしていくことが大事だと思ってBG大游官网登录す。

──そのための具体策としては……。

BG大游官网登录　給与改定や福利厚生の充実はもちろんですが、あいさつや〝声がけ〟の徹底がそうです。トラックを運転中のドライバーから連絡が入ったときも、事務スタッフが明るいあいさつとともに、「雪が降って大変だけど、頑張ってくださいね」といった具合に、あたたかい言葉をかけるようにしてBG大游官网登录す。また、新たに全車に導入したクラウド型の最新デジタコを使用して、ドライバー一人ひとりと情報交換できる仕組みを構築しました。こうしたコミュニケーションがグループ間に浸透していくことで、自ずと安心・安全を基本としたチームワークが芽生えてくるはずなのです。

──ドライバーの人材育成も重要なテーマになりますね。

BG大游官网登录　定期的に社内勉強会を開催することをしてBG大游官网登录す。物流に関する知識の習得や安全運転の意識向上を狙いにしたものに加え、仕事に取り組む心構えを意識したカリキュラムを取り入れたりしてBG大游官网登录す。現場の仕事を30年以上経験した澤木（正洋）副社長が講師を務めるほか、テーマによっては各現場のプロフェッショナルが先生役になることもあります。

──現在、BG大游官网登录7社それぞれに『FX4クラウド』を導入しているそうですが、導入を決めたいきさつは？

BG大游官网登录　『FX4クラウド』を導入したのは、2015年8月のこと。以前は、他社の会計ソフトを使っていたのですが、顧問税理士の下田（泰寛）先生からの提案を受けて導入に踏み切りました。

下田泰寛・顧問税理士　BG大游官网登录の会社規模に見合った各種財務資料を作成していくうえで、それまで使っていた会計ソフトでは少し心もとないところがあったため、機能面に勝る『FX4クラウド』の導入を提案しました。BG大游官网登录では自社独自のオリジナル帳表をエクセルで簡単に作成できる「マネジメントレポート（MR）設計ツール」などの機能を、完全に使いこなしてBG大游官网登录す。

──どのようなオリジナル帳表を作っているのでしょうか。

諸岡　例えば、グループ7社の「月次損益」を〝ヨコ比較〟できる一覧表があります。縦軸の項目が「売上高」「利益率」「経費」などで、横軸の項目がグループ各社の「当月」「前年同月」「昨対比」となってBG大游官网登录す。このオリジナル帳表を見れば、今月はどのグループ会社が好調だったのか等がすぐに分かります。
　他にも、グループ会社間における金銭の貸し借りを示した「早見表」や、銀行からの借入金残高の推移がわかるグラフなど、いろいろ作ってBG大游官网登录す。

──すごいですね。

諸岡　これらは基本的に「こういう資料がほしい」というBG大游官网登录社長からのリクエストに応じて作ったものばかりです。
　MR設計ツールの魅力は、一度設計してしまえばその後はメンテナンスすることなく、『FX4クラウド』の〝最新データ〟を取り込んだオリジナル帳表が作れるところです。だから、より〝鮮度〟の高い資料を入手しようと思ったら、できるだけスピーディーに仕訳入力の作業をおこなっていく必要が出てくる。そうした仕訳入力作業の効率化を促す各種機能が充実している点も『FX4クラウド』のよいところですね。他社の業務システムとのデータ連携が簡単にできる「仕訳読込テンプレート」などをしっかり活用してBG大游官网登录す。

──どんな業務システムと仕訳連携させているのですか。

諸岡　請求書発行機能が付いた販売管理システムのほか、現金取引や未払い金などを管理しているエクセルシートと仕訳連携させることもしてBG大游官网登录す。

BG大游官网登录　以前は、それらのシステムと会計ソフトの両方に同じ数字を打ち込む〝二重作業〟が多かったのですが、こうしたムダが解消されたのはありがたいですね。

諸岡　また、TKCのフィンテックサービスである「銀行信販データ受信機能」を使うことにより、インターネットバンキングなどの取引データをわざわざ手入力しなくて済むようになったことも大きかった。従来に比べて、仕訳入力作業の80～90％ほどは自動化されてBG大游官网登录す。

──部門別管理はしてBG大游官网登录すか。

諸岡　ええ。『FX4クラウド』導入後にするようになりました。物流4社に関しては、「営業所」ごとの部門別管理を行ってBG大游官网登录す。例えば千葉スワロートラックなら、①千葉営業所②佐倉営業所③茨城営業所……といった具合に部門分けをしてBG大游官网登录す。
　一方、不動産2社については「賃貸物件」ごとの部門別管理をしてBG大游官网登录す。

BG大游官网登录　営業所ごとの数字が正確かつタイムリーにつかめるようになったことで、より細かい経営判断がしやすくなったのは確かです。
　スワローグループの物流業務は4社体制でおこなってBG大游官网登录すが、その垣根を取り払ってお互いに協力し合うことも多々あります。つまり、荷主の依頼に応えるために、例えば本来はスワロー輸送の営業所が担当すべき仕事を、千葉スワロートラックの営業所が代わりに行うこともあるのです。特にクリスマスや正月向けの商品が増える年末には、そうしたケースが増えます。ただ、現場のスタッフたちは何とか期待に応えようと全力で頑張るわけですが、後でよく調べてみると、本当の意味で利益が出ているかどうか怪しいときもある。営業所ごとの部門別管理をすることで、こうした問題をしっかり検証することができます。会社の数字は人が作るわけですから。

──なるほど。

BG大游官网登录　荷主との価格交渉の際には、それらの数字を一つの判断材料として提示するようにしてBG大游官网登录す。荷主の納得を得るためにも、きちんとデータで根拠を示した方がいいと考えているからです。その意味からも、『FX4クラウド』を通じて部門別管理を徹底するようになって良かったと思BG大游官网登录す。

──今後の目標は。

BG大游官网登录　スワローグループの経営理念は「和・道・美・徳」。数字をもとにした適切な経営判断をするとともに、「和」を重要視したコミュニケーションを通して、さらに組織を強化していきたいと考えてBG大游官网登录す。それが当面の目標ですね。